賢者との語らい

賢者との語らい

エッセンシャルオイルとは精油とは人をうつす鏡のよう、、、。
その方の生き様、人柄、魂の在り方、すべてが香りを通して私たちに語りかける。
個性豊かな植物たち、さまざまな土や水や光の記憶が一雫のアロマに凝縮され、触れるものを魅了する。

はじめて、その香りに触れた時、ブレンドの繊細さと優しさに驚いた。
カナダのミカエル・ザヤット氏

彼自身がデザインしたガラスや銅の蒸留器から生み出される、植物のエナジー溢れる香りを届けてくれる。
マウイ島のジャック・チェイトマン氏

長年、実際に手に取り身にまとってみたいと願いつづけた、アロマ界の巨匠。
アメリカのジョン・スティール氏

以上三方のシングル・ブレンドオイルを一堂に会し、その香りをすべて体験しながら、その方の背景や香りに込めているテーマなどを感じる会が藤波直子さんの主催ので行われました。

とても豊かでこの上ない至福に包まれた香りとの対話、植物の賢者たちとの対面。

フレッシュな2017年蒸留もあれば20年を超えるヴィンテージ精油もあり、フランキンセンスは三方それぞれの香りを、蒸留方法の異なりや年代違いや産地違いなど、シングル22本、ブレンド11本を試させていただきました。

今回は特に普段なかなか触れる機会のない希少な精油が数多く揃えられており、ブルー、ピンク、ホワイトロータス。ブラック、マウンテン、ホワイトセージ。チュベローズやゴールデンチャンパ、アガーウッドなど、自分の中の香りの記憶・体験に新しい扉を加えることとなりました。

三方の個性を私なりに解釈してみると、
ミカエル氏のブレンドは、神話、寓話、哲学とどんなテーマでも私たちに優しく語りかけ、その根底にある深い愛に気づかせてくれる誘うような包み込むようなエネルギーを感じさせ。
ジャック氏のブレンドは、植物の息遣いと神秘が行間に踊る美しく軽やかな散文詩。とてもアーティスティックでエネルギッシュ。
ジョン氏のブレンドは、古典の叡智を集めた書物のようで、読み手側の知識と抱えるバックグラウンドにより、解釈が如何様にもできる壮大なスケールを感じました。

三者三様の植物に込めた意図と敬意と愛がわたしを深い香りの世界へと誘い、それぞれ力強い香りばかりだったので、意識的に集中しすぎないよう気をつけていないと、現実に戻ってこれないほど深く引き込まれてしまい。どの香りも離れがたく魅惑的で時間が過ぎることを忘れてしまう数時間でした。

エッセンシャルオイルの可能性、人の可能性はほんとうに未知数で、これからもこんなに素晴らしい世界に関わりながら仕事をしてゆけることを幸せに思います。

個人的に向き合うテーマもしっかり浮き彫りになりつつ、もっと喜びのままに在ることを宣言。